特殊段付きリベット 絞り加工技術
限界まで絞る高強度なオリジナル段付きリベットを得意としています。素材や形状を考えた強度ある絞り提案、図面通りのリベット製造、難しい形状の絞り、角度をつけない絞りで豊富な実績があります。ステンレスなどの難材加工も対応しています。金型製作から試作、製造をする一貫生産なのでコスト、時間の短縮にもつながります。
新たに新製品を製作される場合、強度や重さでお困りの場合、材料や絞り幅など設計段階でのお悩みもご相談ください。創業以来リベット専門の製造・販売での実績を活かし適切なアドバイスが可能です。最適な形状や工法、材質変更によるコストダウン提案をしています。
絞り技術力3つの特長
難加工材(ステンレスなど)の絞りが可能 |
角度をつけない絞りが可能 |
限界まで絞り複数の素材、異なる母材の締結を可能に |
難加工材(ステンレス)の絞りも冷間圧造で対応
ステンレス等の加工硬化しやすい難加工材での絞り加工は比較的困難なことが多く切削加工での製作が主です。しかし、耐食性(防錆性)、硬度、強度が必要な製品はもちろん、コストダウンの観点からも冷間圧造でのステンレス製リベットが最適です。産業機械部品や電化製品部品等で難加工材の絞り加工の実績も当社にはございますので全力で協力させていただきます。
角度をつけない絞りで強度アップ
一般的な段付きの絞り部分には角度がついています。しかし、角度を付けない段付きリベットを製作することによって母材の動きやブレを抑え、強度をあげる事ができます。事例として自動車部品のリクライニングシートのように高い精度が必要な箇所など、ご要望に合わせて角度をつけないリベットを設計製造しています。
限界まで絞り複数の素材、異なる母材の締結を可能にします
通常の絞りで締結が難しい場合はヒアリングを行い図面がなくても金型を製作。締結強度を維持しながら限界まで絞り、厚みの異なる母材を締結できる段付きリベットを製造します。強度が必要な自動車、電気、建築業界で使用されています。
段付きリベット絞り加工の種類
頭部の形状が平・鍋のリベットを取り扱っています。その他の頭部形状に関しても過去に製作実績もございますのでお気軽にご相談下さい。
頭部形状:平 |
頭部形状:鍋 |
段付きリベット製品一覧はこちら
段付きリベット絞り加工の対応素材
鉄(SWCH、SCM) | ステンレス(SUS) | 銅(CU) |
アルミ(AL) | 真鍮(BS) |
絞り加工技術力事例
段付きシャフト
サイズ:∅14×110
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新車種用に設計、使用するご相談を受け設計段階から携わり製作しました。コスト面でのご相談もあったので切削レスの提案を行いオール冷間圧造加工で製作し絞り幅限界まで絞りました。
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段付きボルト
サイズ:∅8×30
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自動車部品に使用されている製品で冷間圧造での製作のため金型製作から行いました。段部分の幅が狭いことと比較的やりづらいまっすぐに絞る工程があるのが特徴です。絞り幅が狭く絞り角度も通常では角度がついてしまいますが本製品では角度はなくまっすぐに絞る工程に苦労しました。
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